本日はシラカバの伐採をご依頼いただいた不動産会社様のお仕事をいたします。本日のご依頼は他の業者様数件が危険な為お断りになられました作業となり、高さ7ｍの白樺で急な斜面の下にブロック塀がございまして、実際の地上から木の頂上までの高さは10ｍ程ございます。
下側は急斜面で谷側へ樹木が斜めになっており下からのスペースではハシゴでの伐採は危険な状態です。崖上もハシゴは掛けられない状況ですのでお断りになられた業者様が多かったようでした。
今回は下から写真を撮っていただけましたので掲載いたします。枝は下にはございません。ほぼ腕力で登ります。
枝を下から払っていきます。以前に下枝を払っておられましたので、足かけに幹を掘り上へ登ってまいります。元々細い幹ですが足掛け用に幹を彫り、さらに幹が減りますが、作業時はこちらの幹に全ての体重を支えていただきます。
作業は幹を手鋸で細かく切りながら狭いスペースに落ちるよう切っていきます。乗る横枝が片足分のみでしたのでもう一本の足は幹に巻きつけて安定させます。U字体ベルトに体重をかけ両手で作業いたします。風が吹くと木が揺れるので、吹いている間は幹につかまり、風が止むのを待っては作業を進めました。
こちらからは枝が長いのでロープによる枝おろしを行います。すぐ側にはお宅の壁がございますのでゆっくりとロープで下ろしてまいります。
短くなってまいりました。こちらからは小型チェンソーで切りながら枝をロープで下ろしていきます。
幹を細かく切りながら狭いスペースの下にクッションとして敷いております枝の上に慎重に落としてまいります。
幹を切りながら降りていき、根元で綺麗に切り本日の作業は完了いたしました。
本日は貴重なご依頼をいただき誠にありがとうございました。