本日のお客様はイトヒバ、ツゲ、オンコの剪定、コニファー、ノムラモミジの伐採と落ち葉などの投棄をご依頼いただいたお客様です。
こちらのイトヒバはお見積り時から剪定のイメージを思い描いておりました。上のノムラモミジの落ち葉が年々イトヒバの中に積もり、全て枯れておりますので、そちらを利用いたします。幹が素晴らしいと感じましたので枯れを取り、透かしが強くなると予想しておりましたので立派な幹を際立たせたいと存じます。
中枯れが激しかったので枯れ枝の量も大変多くなりました。写真では見づらいかもしれませんが実際にご覧いただくと素晴らしい風格のある幹をしております。天辺の枝も取らず、もう少し伸びていくように先も残しておきました。今後が大変楽しみな木だと存じます。
次はツゲの刈り込み剪定です。こちらのツゲは写真では丸い形のようですが頭が穴開きで平らな状態となっておりました。まず太い枝を剪定鋏で抜き、それからバリカンで形を整え最後は木鋏で仕上げをいたしました。
予想通り頭が平らになりましたが、ツゲは伸びが早いので2年程で丸く整えられるかと存じます。
イトヒバの下には小型の灯篭がございます。写真でご覧いただきますとイトヒバの垂れがかかっておりませんが、お客様がリビングからご覧いただきますとほんのり灯篭にイトヒバの葉が垂れる位置に灯篭がございます。
次は玉オンコ2本の刈り込み剪定です。2本共大きさが違いますので何年か後に同じ大きさに近づけていけますよう剪定いたします。
はじめに左右の輪郭を揃えて左側の足りない頭部は毎年少しずつ高さをあげていければと思います。新芽も適度に残り木にとっても優しく、この木も何年後かには素晴らしい木に成長するかと存じます。
さらにコニファーとノムラモミジを三脚で伐採いたしました。コニファーは枯れが進行しており幹もスカスカで軽く、台風による倒木が心配ですので伐採をご希望されました。手で揺すっただけで大変揺れましたので危険木に入る木かと存じます。
最後にお客様が事前に袋に入れて下さった落ち葉や枝などを積み込み、お庭の落ち葉清掃ですべての作業が完了いたしました。
暦の上では明日夏至を迎えますが、まだ肌寒い日もございますのでどうぞ御身お大事にお過ごしください。