本日のお客様は冬囲いをご依頼いただいたお客様です。本日は植木仲間に作業を手伝っていただき作業を完了予定で日程を組みました。雪が吹き溜まることも想定し、しっかりと冬囲いをいたします。
はじめにツツジの冬囲いです。ツツジ1本に付き6尺の根曲がり竹を6本配っていき、強度と見た目を重視して組んでまいります。ツリバナは開き止めを施しております。
ツツジとバラなどは6尺の根曲り竹6本で組んでまいります。頭が少々あまり気味でもお客様に納品いたしましたお客様の竹ですので頭などは極力切らないようにいたします。
ヤマボウシは下枝を縛り折れないようにいたしました。
お客様がお花を楽しまれるツツジやシャクナゲにはネットを被せます。ツツジには竹を6本8尺でしっかり囲んでまいります。シャクナゲは6本6尺でしっかり保護いたしました。
次はお客様が大事にされている枝垂れモミジ、ツツジ、ボタンやシャクナゲを囲ってまいります。枝垂れモミジは毎年雪を心配なさっているようでしたので予定よりサラシ竹の本数を増やし12本使い、雪が枝に載らないようにまとめて吊ります。さらにネットで雪が横に落ちるよう施工いたしました。お客様のご依頼で塀の上から雪が落ちるようですのでコンパネで下側を守りました。シャクナゲとボタンにはネットを被せました。
最後に段々となって迫力のあるツツジ類やヒバの冬囲いに入ります。ツツジは同じく7尺竹の6本囲いでしっかり守っております。ヒバは枝に雪が載らないように下縛りを細かく上まで縛り、さらに上側がこちら側に向かって斜面となっておりますので雪に押されることを予想して杭丸太を両側に打ち、そちらにサラシ竹で倒れ防止を三段いれました。
本日は貴重なお仕事をいただき誠にありがとうございました。