本日のお客様はエゾマツ(8m)の伐採をご依頼いただいたお客様です。
本日は朝起きた時から風が強かったので、チェンソーを使うとご近所様に鋸屑が飛散する事が心配でした。現場でもやはり風が強く、鋸屑の飛散が心配で中止も考えましたが止む瞬間もあるので作業を行うことにいたしました。高さは8m弱ございます。逆光で見づらいかもしれず、申し訳ございません。
はじめにハシゴを枝のある所まで掛けて枝を幹から10cm程残し、その枝に足を掛けて他の枝払いを下から行う木登り伐採をいたしました。下に敷いているのはコンパネで、舗装を傷付けないようにその上に枝を重ねて最終的にそのクッションとなった上に重たい幹を落としていきます。枝で少し周りを高くし、幹が転がり逃げないようにしていきます。
風が強かったので出来るだけ手鋸で切ることにいたしました。
手鋸で上の部分を落とし、途中からは太くなりますので一旦降りて小型チェンソーを持ち、安全帯を2丁掛けながら作業いたしました。登っている途中の写真です。鋸屑が飛散しないように風が弱くなるのを待ち、弱まったらすぐチェンソーのエンジンを掛け一瞬で切っていきます。
こちらまで切りましたら、ハシゴから安定感のある6尺の三脚に変え、幹も太くなってきましたので大型チェンソーに持ち替えます。
倒れないように三脚やハシゴは必ず幹に縛ります。こちらまで切ると、横にある庭木が風を遮ってくれるので鋸屑が飛散しなくなりました。
伐採は完了いたしました。とても立派な木でした。
年輪を見ると37年程のとても綺麗な年輪で、安定して成長していたエゾマツのようでした。
次にはみ出ている枝を切る作業です。
オンコ、ボケ、ライラックやムクゲなどは枝が太いので剪定鋏で切り、雪柳や細かいオンコなどは電動バリカンでお切りいたしました。
こちらで予定していた全ての作業が完了しました。本日は風も強く暑い日でしたが、作業途中にご主人様が作業現場まで足を運んでくださり、重たいのに沢山冷たいお飲み物を差し入れしてくださりありがとうございました。